FishmansのWalking in the Rhythmは空で聴くための曲ではないだろうか。

とても好きな曲があります。FishmansのWalking in the Rhythmという曲です。 この曲は1997年に発売された「宇宙 日本 世田谷」という曲に収録されています。10分を超える大作で、地を這うように続いてゆくベースの音と、佐藤さんのこの世と空を繋ぐように軽やかなファルセットボイスと、それらを彩るストリングスの音がとても心地よい浮遊感を醸し出しています。 「冷たいこの道を歌うように 歌うように歩きたい」という歌詞の一節が、佐藤さんの音楽感の要だったのかなぁ・・・と感じさせられます。 fi... Read More

ひねくれ者達がひねくれまくった「TWISTER」

NICO Touches the Wallsが2018年に「TWISTER」というepを発表しました。 ボーカルである光村は、俺たちはひねくれ者で、「TWISTER」はそれを最も表現できた作品だとライブmcで語っていました。 宣言通り、「TWISTER」にはスローバラードや、語りかけるような甘い曲は一切ありません。どれもが個性に満ち溢れたパワフルな楽曲達です。 nicoのシングルは人気アニメの主題歌に起用されることが多々あります。それらを聴くと、どちらかというと王道邦ロックなんだなぁと連想させられます。し... Read More

手嶌葵の青い図書館

手嶌葵さんというアーティストをご存知でしょうか? ジブリ作品の曲を歌ったこともあるアーティストです。 その声はとてもやさしく穏やかで、聴いているだけで本当に癒されます。 以前、ライブにも参加したことがあるのですが、生歌はより一層癒され、それ以来手嶌葵さんの大ファンになってしまいました。 おすすめなCDは「青い図書館」というアルバムです。 2枚のディスクからなるアルバムで、たぶんディスク2の方は一度は聴いたことのある曲も多いと思います。 有村架純さん主演のドラマで使用された主題歌「明日への手紙」や、ジブリ映... Read More

PROMISED LAND 〜約束の地 「浜田省吾」

 重厚なストリングのインストルメンタルから、ビートに乗った一曲目の「マイ・ホームタウン」のハードなシイセサイザーの前奏が始まります。反核を歌った「僕と彼女と週末に」まで、全体的に社会性の強い歌詞の楽曲が多く、浜田省吾自身「宗教的」という評価で、「青空の扉」を発売するまでキャリアハイのアルバムと公言していました。  このアルバムを発売した頃は、まだ浜田省吾は「風を感じて」のシングル・ヒットぐらいしか目立った活躍がなく、一般的には、ポップなメロディー・メーカーで女の子アイドル的ニューミュージックのアーティスト... Read More

ザ・ベスト懐かしのアニソン大行進!!Vol.2

「ザ・ベスト懐かしのアニソン大行進!!Vol.2」がおすすめです。 もちろん年代的なものはあると思うのですが、懐かしい曲ばかりです。 例えば、Dr.スランプアラレちゃんの「ワイワイワールド」とか、パーマンの主題歌「きてよパーマン」とか、子供の頃によく歌った曲ばかりです。 今聴いて思うのは、とても贅沢な曲を聴いて育ったんだという事でした。 歌っている人の名前を見ても、水森亜土さんや堀江美都子さん、斉藤由貴さんなどそうそうたる人達だし、作詞や作曲を担当していた人も、秋元康さんや玉置浩二さん、小室哲哉さんなど、... Read More

MOMOLAND / GREAT!

韓国を中心に活動を展開している女性のみの9人組、ダンス&ボーカルグループ、MOMOLANDの2018年のミニアルバム、「GREAT!」。 いわゆるアイドル的なグループなので、全員美女だしダンスもキレキレで本当に素晴らしいのですが、このミニアルバムは曲が本当に素晴らしいのです。特にMOMOLANDを世界的に一躍ブレイクさせたといってもいい一曲目の「BBoom BBoom」。 イントロがアコースティックギターのリフからはじまります。この時点で、まるでケラーニの「undercover」のイントロのようで現行のU... Read More

ガガガSP「オラぁいちぬけた」

ガガガSPの2ndアルバム(インディーズ時代を含めれば3rdアルバムにあたります)、「オラぁいちぬけた」をご紹介したいと思います。 ガガガSPとは、所謂、『日本語パンク・青春パンク』というジャンルに位置づけられるバンドです。 2000年代序盤から半ばにかけて最盛期の人気がありました。今でも活動しているバンドです。 中でもこの「オラぁいちぬけた」は2003年に発売されており、ファンには好評のアルバムで、 当時の日本のロックやバンドに夢中になっていた人にとっても有る程度は知名度のあるアルバムとなっています。 ... Read More

「不失者/来たる時」

不失者は、灰野敬二がリーダーを務める、日本のアンダーグラウンド・ロックのバンドです。 灰野敬二は70年代から活躍しているロック・ギタリスト/ヴォーカリストで、メジャーなレコード会社からのアルバムのリリースはほとんどしていなかったので、このアルバムが徳間ジャパンからリリースされた時には、驚きました。 不失者は、その後にメンバーチェンジを何度か行っていると思うのですが、このアルバムが出された1997年頃のメンバーが作っていた音楽が、いちばんすごいと思いました。 このアルバムをきいて、圧倒されました。きいたこと... Read More

プカプカ

西岡 恭蔵によって世に送り出された楽曲で、これまでに多くのアーティストによってカバーがなされています。いつもプカプカとタバコを嗜む自分の彼女を歌った曲で、明るいというかのほほんとしている曲調と平和な世界観、心配症な彼氏と奔放でマイペースな彼女の対比と掛け合いといった基本軸が実にしっかりしているので、実に安心して聴き進めることができます。 特筆すべきは、タバコだけではなく占いや男性関係など様々なことにとてつもなく自由な彼女と歌い手である彼氏の側に、これ以上ないほど明確な絆が見えることでしょうか。「恋してる」... Read More

浪漫-ROMAN- 

とんねるずの「生ダラ」から生まれたいわゆる企画モノの一曲です。木梨憲武扮する「憲三郎(北島三郎のマネ)」とジョージ山本(山本譲司)によるデュエットで、演歌はもちろん他ジャンルの楽曲でも珍しい男性二人組による歌唱というスタイルを取っています。 どこかトボけた扮装はあるものの、歌唱の方は完全に真剣そのもの。大志を抱いて故郷を後にし幾星霜、未だに昔のことを思い出し友に向かって語りかけるという武骨感溢れる歌詞、年齢や収入などに関係なく大人なら多くの人が共感できるであろう世界観は胸に染みるものがあり大ヒット、紅白出... Read More